Auckland ダイアリー

皆様ご無沙汰しております。引っ越しの際は大変お世話になりました。本当にありがとうございました!遠くなりますが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

白人 vs 黄色人種

大雑把に言うと、オークランドで出会う黄色人種はほとんどが中華系です。

もちろん中華圏も広いので、香港、台湾、と言う違いだけでなく、中国の出身地域によっても言葉や帰属意識が異なったりします。

 

それから、ニュージランドの中華圏経済への依存度は驚くほど高い。

木材、乳製品などの重要な輸出先ですし、オークランド大学の中の近代的なビルなども中華系の資産家からの寄付だったりします。

先日聞いた話によると、オークランドで今建設中の地下鉄も中華系資本に頼っている、とのこと。

 

そのように政府レベルでは、中華圏様様、と言う感じなのですが、一般ピープルレベルでは、「お前らが不動産買いまくるから、地価が上がって困ったぜ」と言う嫌悪感がはびこっています。

 

つい数週間前、近所のスーパーの駐車場で、私が買い物袋を持って停めた車の方向に歩いていたら、一台の車が私めがけてすごいスピードでバックしてきました。

運転手は、イケメンタイプの30代くらいの白人男性。

クリアな後の窓から、しっかり私を見ながらアクセル踏んできました。

何か、恨みのようなものを感じる異様な出来事でした。

きっと黄色人種が嫌いな人だったんだと、私は感じました。

こういう経験は、心が寒くなります。

 

それから、マオリアイランダーズサモア、フィジー、トンガなどの出身)の中でも、黄色人種に対する反感があります。

後から移住してきたくせに、勉強もできて金儲けもうまくて、ということのようです。

 

このような感情が渦巻いていますので、オークランドに何十年も住んでいる黄色人種の中にも、「白人は嫌い」という人によく出会います。

そんな人たちは、「なんでニュージーランドに来たの?」と、心底不思議そうに私に尋ねたりします。

 

何でだったかな、えーっと。。。