Auckland ダイアリー

皆様ご無沙汰しております。引っ越しの際は大変お世話になりました。本当にありがとうございました!遠くなりますが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

感覚過敏な人のための買い物時間

近所のスーパーで、こんなポスターがありました。

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「静かな時間を楽しんでください」というポスター

毎週水曜日の午後の1時間、店内の音や光を控え目にして、感覚過敏な人やその家族が買い物を楽しめるようにしているそうです。

先週スーパーに行った時、店内の照明が暗かったので、電気の故障かな?と思ったら、ちょうどその「Quiet hour」の時間でした。

店内の音楽も一切なく、何となく客も大声で話さないように気をつけているような感じでした。

スーパーのウェブサイトによると、この取り組みは去年から国内の全店舗で週1時間を指定して行われているようです。

Quiet hour の1時間は、店内の音楽はなし、照明も暗め、非常時以外の店内アナウンスもなし、レジで商品をスキャンするときのピーという音も最低限にし、品出しもこの時間は避け、ショッピングカートをガラガラと回収するのもなし、とのことです。

いつもスーパーで、チカチカして疲れる感じがしますが、この日は穏やかな雰囲気があり、とっても良かったです。

少し暗くて静かだと、お店に高級感も出ますし、いつもこんな感じがいいなあ、と思った次第です。

それぞれの特別な事情は他の人に分かってもらえない事が多いですが、こんなお店の取り組みが感覚過敏の人の感じ方を想像するきっかけにもなりますね。