大学へのコロナの影響
中国製のスマホの画面が割れたのですが、修理に行っても、部品が取り寄せできない、と言われました。
コロナの影響が出てきているんですね。
先ほど大学からメールがあり、来週から始まる新学期に2000人の中国人学生が、渡航規制のために参加できなくなり、そのため大学の収入は今学期だけで3千万ドル(1ドル75円で計算すると22億円くらい)減ってしまう、ということです。
この収入減を受けて、今後の新しい教員や事務員などの採用は保留となる、というお知らせでした。
どんだけ中国人学生に頼ってんだよ、とびっくりしました。
日本の観光施設だけではなくて、こんな風にニュージーランドの大学にも影響が出ています。
やっぱり、留学生受け入れで、大学は潤っていたんですね。
留学生たちの間で、「私たちは金のなる木(cash cow, 現金を出す乳牛)だ」というフレーズがよく出てきます。
授業料や生活費だけでも在学中に高額のお金を落とし、高い消費税も日々はらい、卒業後に職は滅多にないので、「国に帰ってね」となることがほどんどだからです。