Auckland ダイアリー

皆様ご無沙汰しております。引っ越しの際は大変お世話になりました。本当にありがとうございました!遠くなりますが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

異文化って疲れるぜ、という話

何人かのお友達に、「ブログ全然書いてないじゃん」と指摘されてしまいました!

色々話はあるんですが、怠けてしまってます。ご心配いただきありがとうございます!

 

最近困っているのは、2ヶ月前に引っ越した新しい部屋がうるさい、ということです。

ニュージーランドの建物、って、見かけは良くても、まるで工作みたいにいい加減なところが多いようです。

私たちの部屋は、一軒家の一階部分。二階には別の家族(たち)が住んでいます。

 

不動産エージェントの最初の説明では、二階にはインド人夫婦と幼児が住んでいる、ということでしたが、後で分かったのは、二組の夫婦と幼児が住んでいるということでした。

外見は新しい家なのですが、壁や天井もうすいのか、全ての音が聞こえます。

カーペット部分はましなのですが、フローリング部分を歩く足音は、裸足の足が床を離れる、ネチョ、っという音まで聞こえます。

会話もヒンディーなので内容は分かりませんが、とにかく全て。

スカイプで会話するのも相手の声まで聞こえてきます。

それに加え、女性の一人は、まるで喧嘩をしているかのような怒鳴り調子で話します。

インドは子供にうるさくしつけをしない文化、と言われていますが、幼児もおもちゃをガンガンと床に叩きつけても親は止めないようです。

それから、見る映画、聴く音楽は、全てインドのもの。

 

あまりにひどい時は、エージェントに注意してもらいました。

でも、「きっとお話しして仲良くなれば、相手も分かってくれるはず」と、二階と電話番号を交換したりしました。

それで子供の床叩きがひどい、ある晩、

「ハロー!できれば、少し静かにしてもらえますか?」

と携帯にメッセージを送りました。

返信はなく、電話番号、聞き間違えたかな?と思っていました。

それからまた、テレビがうるさい時に電話をしてみたら電話を取らず。

ああ、やっぱり番号が違うんだな、と思っていました。

すると、長いメッセージが。

「子供がうるさくするをどうやって止められるんだ、馬鹿(stupid).

意味不明な (lame) 苦情ばかり言ってくるんじゃねーよ」

的な文面。

エージェントに転送して、「こんなひどいメッセージを受け取った」と伝えても、「俺にとっては、ひどい文面じゃない。あなたは女性だから、びっくりしているだけじゃないの」と。

 

まあ、まあ、こんな感じで、非常にストレスでした。

 

また引っ越す方がいいと思いましたので、大変面倒ですが、次の家を探しているところです。

 

それで、一連のトラブルの結果、私はもうインド的なものにアレルギー反応を示すようになってしまった、ということです。

大好きなインド料理さえ、なんだか食べる気が失せてしまいました。

インド音楽、お香、ヒンディーの響き、街ですれ違う上の住人に似たインド人、全てがうんざりです。

 

きっと人種差別主義者っていうのも、こんな経験をいくつかしたらあり得るな、と実感しています。

 

幸い私には、素晴らしいインド人の友人がいるので、「まあ、どこの国にも色々いるだろうね」と思うことができますが。

 

異文化体験は、「きゃー、面白ーい!」というものではなくて、なかなかイライラするもんだと思います。

それでも、このイライラする違和感と不快感を乗り越えて、違いを認め合わないといけない、っていう話なんでしょうね。

 

やれやれ。修行が足らんです。