Auckland ダイアリー

皆様ご無沙汰しております。引っ越しの際は大変お世話になりました。本当にありがとうございました!遠くなりますが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

WWOOF 体験談

私たちが今回訪問したのは、先方から「予定が決まってなければウチに来ませんか」というメッセージがあった農家でした。鶏、牛、養蜂、家庭菜園をしていて、農園のフェンスの修理などの仕事もある、とプロフィールに書いてありました。ホストは孫がいる中高年夫婦で、小学校の先生の奥さんと、マオリ族のことをウーファーに教えたい、という旦那さん、ということでした。

ウーファー体験者たちのレビューも良く、悪いレビューは、「仕事が少なかった」とか「食事に揚げ物が多かった」というくらいでしたので、何の問題もないと思いました。

私の頼りない運転でたどり着いたお宅は、電話も圏外になってしまうところでしたが、丘の上の美しい場所にありました。

今日書く体験はちょっと良くない話で忘れてしまいたいような気持ちもあるのですが、今後ウーフィングをしたいと思っている人たちの参考になるかと思い書きます。

まだ先週の話なので、私の中で整理ができていませんが、最近、物忘れが多いので、とりあえず箇条書きにしてみます。

*家に到着したら、「妻は今海外に行っていて、来週にならないと帰らない」とのこと。

*鶏にエサをあげる以外、仕事がない。仕方なく、家の片付けや窓拭きなどをする。

*爆音で音楽を流し、ボリュームを少し下げると、「今、音を下げた?」と再び音量を上げる。ライブハウス並みの爆音が、夜の数時間続く。子供たちもはっきりと言わないが、音楽がないと彼のご機嫌が斜めになるのが分かり、ハラハラした気持ちになる。

*釣りをしよう、あそこに行こう、と前日に計画するが、翌日は全く別のことになる。

*基本的に疑似家族のようなものを期待されているのか、という感じ。

*食事は支給されるはずだが、冷凍庫の大量の牛肉以外、食料があまりない。一緒にスーパーに買い物に行くが、最安値の食パン、ミルク、野菜などを買う。「今日は金がない」と言う。

*俺は野菜が嫌いだ、と野菜がほとんどなく、買い物に行っても、「野菜が高い!」と言われると、野菜が買えない。結局、私たちが食べるものは、自分で購入するものも多い。

*子供の教育がなってない的なコメントが多い。「ずいぶん、私の子供がストレスになってるみたいですね。私も、親として批判されているような気持ちになります」と伝えても、「俺の娘はこう育てた」と延々と話す。

*他のウーフホストをしている友人夫婦が、夫婦それぞれウーファーと性的関係を持っている話をする。

*俺は昼は食べないので、好きなものを勝手に食べてくれ、と言われるが、他に食べるものがないので、トーストを食べる。

*私が我慢する理由が見当たらず、「予定より早いですが、失礼します。お互いそれがいいと思います。」と伝えると、「俺は自殺するかもしれない」とパニックになる。

 

結果として、あっさり出てきましたので、私たちは無事です。

 

続きはまた後日。

 

ウーフも怖いでしょ?