大学にある女だけのスペース
オークランド大学はとにかく大きい大学です。
博士課程だけでも3000人が所属していて、毎年600人が入学してきます。
そんなキャンパスにWomen's Spaceと書かれた部屋がありました。
これは自習室みたいな感じですが、女性をめぐる諸々のイベントの情報や、ヘルプラインの情報などが置かれています。中には古ぼけたソファなどがおいてあり、静かにくつろぐ学生たちがいました。お湯のポットや冷蔵庫もあり、お茶を作ったりクッキーを食べたりできるようです。
それから、生理用カップの宣伝も。
オークランドのオーガニックショップみたいなところには、いくつかのブランドのものが並んでいます。10年は使えるシリコンで、膣の中に入れると縁が中で密着して漏れないそうです。でも、サイズが3サイズあり、これを見極めるのは難しそうです。値段も4000円近くしているので、迷うところです。
それからトイレの棚には、ナプキン、タンポン、コンドームが無料でもらえるようになっていました。
壁には、性暴力をテーマにした詩が貼ってあったりします。次回、写真撮りますね。
この部屋の雰囲気なんですが、友達同士でワイワイ、という大学生っぽい感じではなく、一人で来ている学生が多かったです。他にも自習したりお喋りできるソファスペースはいっぱいあるのに、この部屋に来る、ということは、皆それぞれ男性に関する悪い経験があるのかもしれません。