Auckland ダイアリー

皆様ご無沙汰しております。引っ越しの際は大変お世話になりました。本当にありがとうございました!遠くなりますが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

Property Agent 不動産屋 Letting Fees の巻

オークランドに到着した私たちは、ヘトヘトでした。

沖縄のアパートの片付け、関東の家の整理。久々にLCC以外の飛行機だと楽しみにしていたニュージーランド航空のエコノミーは、トイレに行くのも一苦労という感じのLCC並みのスペースの狭さで、10時間半のフライトで心身共に疲れてしまいました。

 

知らない土地で部屋を借りるので、失敗は覚悟していました。(もう、ここまで色々失敗していると、「失敗しないようにしよう」と考えるのがストレスですよ〜)

子供たちを通わせたい公立校の学区内で予算内の物件を内覧することにしました。1軒目は外から見ると可愛らしいアパートですが、中は唖然とするようなボロ屋。玄関のドアは、ベニアを組み合わせたようなドアで、どこかのバックパッカー宿のようでした。それで予算を少し上げ、別のところを内覧しましたが、そこもキッチンなどは古い公園の公衆トイレの洗面台といった感じで、不潔感もありやめました。まだ2軒見ただけでしたが疲れてしまい、3軒目で即決しました。

 

フラット、とこちらでは呼ぶようですが、1つの建物に5世帯入る構造になっている建物に入居することになりました。

さて、入居にあたっての手続きです。

 

必要な書類:

パスポート

ビザ

残高証明書

必要なお金:

1週間分の家賃

ボンド、と呼ばれる敷金。家賃3週間分。(これは公の機関で保管される)

 

それから引っ越してくる前に住んでいたのが賃貸だったなら、その時の大家に書いてもらう推薦書を要求されます。私は、「日本ではそういう習慣はない」と言いました。

それからニュージーランドでは、1週間ごとに家賃を払うのが普通です。毎週自動引き落としになるように銀行口座に設定するよう言われました。

今でもこの家には色々と問題はあるんですが、まず最初の問題は、 Letting Fees(礼金)というのを1週間分の家賃に税を足した分くらい請求されたことです。これは後日、違法、ということが分かり返金してもらいました。これが違法、と分かったのは、オークランド大学に、Accomodation Office (住居課、みたいな感じ)というものがあり、大学の学生なら誰でも無料で相談に乗ってもらえます。私は契約後でしたが、契約書を見てもらいました。担当の方は元不動産屋。私の契約書をみてまずびっくりして、Oh, no! と言われてしまいました。どうやらこの Letting Fees は今では違法で、請求した不動産屋は1000ドルの罰金、ということらしいです。

礼金は今は違法らしいですよ。返金してください」とやんわりとメールをして、その法規制についてのリンクも送りました。そうしたら「知りませんでした。ごめんなさい」とのことで、それから1週間くらいしてから銀行に返金がありました。

何も分からないので、つい請求されたらそんなもんかと思い払ってしまいがちですので、これから気をつけます!