Auckland ダイアリー

皆様ご無沙汰しております。引っ越しの際は大変お世話になりました。本当にありがとうございました!遠くなりますが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

インドから来た人の話

息子が編入テストを受けている間、学校の事務所の待合室でママ友ができました。

彼女はインドから一年前に夫婦と子供二人の家族で移住したそうです。インドではiPS細胞に関する研究を博士課程で行い、論文も5つ書いた才女。でも、オークランドに来てから製薬会社や研究機関などに就職活動をしても、面接まで辿り着けていないらしいです。どうやら、ニュージーランドでの職業経験が必要で、その雇用主からの推薦書がないと不利だとアドバイスを受けたそうです。

仕方がないので、学費を払って夏からオークランド大学の理系の修士課程に入学し、ニュージランドでのキャリアを一から始めるしかないようだ、と話していました。

インドでは、全て奨学金で博士課程まで終わらせた、ということなので、ものすごい秀才です。。

これは、東大卒が名護高1年から勉強し直す、みたいな話ですから、彼女のストレスと欲求不満は尋常ではないはずですね。国境をまたぐ、ってやはり大変です。

ちなみに、彼女は私と同い年。一緒に頑張りましょう!と連絡先を交換して、私も元気をもらいました。