Auckland ダイアリー

皆様ご無沙汰しております。引っ越しの際は大変お世話になりました。本当にありがとうございました!遠くなりますが、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

息子の学校

息子の学校は、オークランドでも人気のある公立校ということです。なので家賃も高い地区なんだそうです。制服や校則も色々あります。まだ1ヶ月も経っていないので何とも言えませんが、驚くシステムもあります。

 

まず、成績順に1学年が16クラスに分けられています。普通の基本科目の他に、語学(日本語、フランス語、スペイン語マオリ語、中国語)、美術、音楽、など面白そうな科目がありますが、成績が悪いクラスは1つしか取ることができません。成績のいいクラスの子は2つ受講することができます。うちの子は下の方のクラスで、英語補習クラスに入らないといけないので、アート系は受講できません。とっても残念です。それで来年になっても、去年受講していないとダメですよ、と言われて受講できなかったりするようです。ちょっと心が冷えます。勉強できない子ほど、芸術系などの勉強をする機会を増やしてあげた方が良さそうだと私は思います。

 

もっと少人数の田舎の学校も考えてもいいかなあ、とも思っていますが、そういう所はドラッグ問題があったりで、それもそれで心配です。今のところ、息子は私に喝を入れられながら彼なりに頑張っているようです。

 

制服を買う時に「体育の時の靴やソックスの指定はありますか」と聞くと、「それは自由な色でいいんだけど、大抵、持って来るのが面倒で、裸足で体育をやる子が多いですよ」と学校の売店の人が言っていました。革靴に長靴下とガーターをつけて、と気取った制服なのに、裸足で体育、とは笑えます。ここは街中でも裸足の人がちらほらいます。どうしてなのかは分かりませんが。

 

この周辺の人気のある公立校には、日本からの留学生も来ています。(留学生は公立校でも一年間100万円〜150万円くらいの授業料を学校に支払います。)そういう子たちは親元を離れ、一人でホームステイや学校の寮に入っていますが、英語力が普通の授業についていけないレベルだと気が滅入るだろうなあ、と思います。

 

もうちょっと様子を見ないと分かりませんが、ニュージランドの公立教育もそれなりに問題がありそうです。